ネット上でしていることのまとめです。
今のところ全部、コロナ関連です。
- (1) 主な発言のリスト
- (2) 複数の連ツイにまたがって検討したこと
- (3) (インストール不要で)SIR モデルを計算できるスクリプト
- (4) SIR モデルを計算できるスプレッドシート
- 修正履歴
(1) 主な発言のリスト
主な発言のリストです。
「主な発言」と言いつつ、沢山あります。
(1-1)の「特に重要な項目」の中には、(2)の「最初の緊急事態宣言「接触8割減」の根拠への疑問」も幾つか含まれています。
(1-1) 新型コロナ関連の主な事柄のリスト(特に重要な項目)(2022-01-30 更新)
新型コロナ関連の主な事柄のリスト(特に重要な項目)です。
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2021/01/25/193753
(1-2) 新型コロナ関連の主な事柄のリスト(2022-04-25 更新)
新型コロナ関連の主な事柄のリストです。
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2021/01/25/193020
(2) 複数の連ツイにまたがって検討したこと
「複数のツイにまたがって検討」ではなく「複数の連ツイにまたがって検討」です。
長い話になってしまうのは私の力不足もあると思いますが、不足する情報を議論で補う必要があるからでもあります。
(2-1) 最初の緊急事態宣言「接触8割減」の根拠への疑問
[最初の緊急事態宣言「接触8割減」の根拠への疑問] として、複数の連ツイを書いています。
この連ツイ群は、まだ途中です。
- twitter における目次 https://twitter.com/sarkov28/status/1463852276494180352
- blog における目次 https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2021/11/25/214039
twitter の目次の方が、図が入っているのでやや見やすいです。
この一連の問題で中心となるグラフ。2020-04-22 専門家会議の資料から。
このグラフについては 連ツイ [その1] などで説明してます。
グラフを根拠とした首相の国会答弁。グラフの誤りが答弁の誤りにつながっています。
グラフと答弁との繋がりについては 連ツイ [その4] などで説明しています。
首相の国会答弁が、接触削減の効果を不適切に述べていたことを視覚化しています。
このグラフについては 連ツイ [その4] などで説明しています。
(2-2) 「接触8割減」の根拠は意図的に間違って説明されたのでは
私は、
西浦氏が、自身への批判を一時的に逸らすために、「「接触8割減」の根拠」について、BuzzFeed 記事で意図的に間違った説明をしたのではないか、
と疑っています。
この件について書きました。
- 目次
https://twitter.com/sarkov28/status/1607700401067024385 - (a)「2020-04-07 の tweet 動画で西浦氏が示した「接触8割減」の根拠」は大雑把であり、説得力に乏しいものだった。
https://twitter.com/sarkov28/status/1607702103178506240 - (b)「2020-04-11 掲出の BuzzFeed 記事での説明」は、「接触8割減」の根拠が確かなものであるかのような印象を与えた。
https://twitter.com/sarkov28/status/1607706185117110273 - (c) ところが、2020-12 刊行の西浦氏共著書によると、BuzzFeed 記事の説明(b)は「接触8割減」の根拠ではなかった。説明(b)は、間違っていた。
https://twitter.com/sarkov28/status/1607711194571501568 - (d) 説明(b)のために、西浦氏の説明(a)に対して「大雑把だ」と批判しにくくなっている。西浦氏は、間違った説明(b)を意図的に行った疑いがある。
https://twitter.com/sarkov28/status/1607714002368606208
(2-3) 接触削減の評価方法(人流削減から接触削減を計算する方法)の大混乱
[接触削減の評価方法の大混乱]として、複数の連ツイを書きました。
この件は、西浦氏が意図してやったことなのが明らかだという特徴があります。
また、一連の検討によって、「接触8割減」を提唱した 2020年4月の初めの時点で西浦氏の理論疫学に重要なものが欠けていたことが明らかになりました。それについては [その7 まとめ 西浦氏の理論疫学に欠けていたもの]で書きました。
- 目次
https://twitter.com/sarkov28/status/1581947544984133634 - [その1 戦術と西浦氏の意図]
https://twitter.com/sarkov28/status/1581927071370002432 - [その2 戦術1]
https://twitter.com/sarkov28/status/1581961107635245057 - [その3 評価方法の変遷と必要な人流削減量]
https://twitter.com/sarkov28/status/1584474885891710976 - [その3]に関連して書いたブログ 接触8割減」に必要な人流削減は、ほぼ55%
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2022/10/21/233456 - [その4 戦術2~3]
https://twitter.com/sarkov28/status/1584540933680660482 - [その5 接触頻度の3つの使用法]
https://twitter.com/sarkov28/status/1587414490303279104 - [その6 戦術4~5]
https://twitter.com/sarkov28/status/1587727801976647680 - [その7 まとめ 西浦氏の理論疫学に欠けていたもの]
https://twitter.com/sarkov28/status/1600833369927208960 - 接触削減の評価方法の大混乱 [資料]
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2022/10/21/225701
(2-4) 「西浦氏は「傾いた水平線」は意図的に描いた」と考えられる
西浦氏は「傾いた水平線」を少なくとも2回、グラフに描いていることが分かりました。
これは科学を踏みにじる行為です。
2回もこんなことをするのは、意図的な行為だと考えるのが自然です。
まだ書き終えておらず未整理ですが、以下の連ツイがその一部になります。
- 「西浦氏は「傾いた水平線」を意図的にグラフに描いた」と考えられます。
西浦氏が「傾いた水平線」を少なくとも2回、グラフに描いているからです。
2回もこんなことをするのは、意図的な行為と考えるのが自然です。
https://twitter.com/sarkov28/status/1668175347895136257
特にこの連ツイにおける fig.6、fig.7 が重要です。 - 西浦氏は、「傾いた水平線」のグラフを少なくとも4枚示しています。
https://twitter.com/sarkov28/status/1668499871899471872
(2-5) 東洋経済の実効再生産数の簡易計算に関する諸問題
東洋経済の実効再生産数の簡易計算は、西浦氏の監修によるものです。
コロナ騒動では、この計算が各所で参照されていました。
以下で私が示すのは、「東洋経済の実効再生産数の簡易計算式は、通常言われている実効再生産数とは異なる値を計算する」ということです。
これは「異なる値の疑い」ではなく、「異なる値」であることがはっきりしています。
[1.概要]、[2.東洋経済の計算式はどこが間違っているのか] をご参照下さい。
特に、感染拡大初期においては、
「東洋経済の実効再生産数の簡易計算式」を 、「通常言われている実効再生産数」を とした時、この両者の間には、
という関係式が成立します。
この関係式については、[1.概要] で説明し、[6. 東洋経済の計算式と、通常言われている実効再生産数との関係式の導出] で導出を示しています。
- [0.目次]
https://twitter.com/sarkov28/status/1405140064561029120 - [1.概要]
https://twitter.com/sarkov28/status/1402934465261756416 - [2.東洋経済の計算式はどこが間違っているのか]
https://twitter.com/sarkov28/status/1405099777688170498 - [3.西浦氏による例示その1(東洋経済の計算式で不適切になる例その1)]
https://twitter.com/sarkov28/status/1437747938713686025 - [4.西浦氏による例示その2(東洋経済の計算式で不適切になる例その2)]
https://twitter.com/sarkov28/status/1440880535002234890 - [5.西浦氏による例示その3(東洋経済の計算式を使っている例)]
https://twitter.com/sarkov28/status/1440972220856078341 - [6.東洋経済の計算式と、通常言われている実効再生産数との関係式の導出]
- twitter での説明はまだです。
(数式を多用するので、twitter での説明は概略になりそうです。) - ブログでの説明。
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2023/07/19/140000
- twitter での説明はまだです。
- [7.上記関係式に関する追加の考察]、の予定
- [8.まとめっぽいこと]、の予定
(2-6) 「42万死亡推計」に関する諸問題
- 発表の後に適切な補足がなかったこと
- 「何も(感染症対策を)しなければ」に関して
https://twitter.com/sarkov28/status/1720605623266480476 - 基本再生産数の値がわかっていなかったこと関して
https://twitter.com/sarkov28/status/1759201640668893184
- 「何も(感染症対策を)しなければ」に関して
- 西浦氏が「「42万死亡推計」は実現しない」と発表時点で考えていたことを示す2つの根拠
https://twitter.com/sarkov28/status/1721828648804897138 - 「「42万死亡推計」は 2020-04-27 時点の知見で間違っていた」との西浦氏による説明
https://twitter.com/sarkov28/status/1758669701163651393 - 西浦氏が github で開示している「42万死亡推計」のパラメータの一部に2%ほどの誤りがある
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2024/03/16/092400
この誤りのために、計算結果は「42万」と2%ほど異なる値になります。
私は適切だと思われるパラメータを示しています。 - 西浦氏が示す「42万死亡推計」のパラメータの不自然さ
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2024/03/17/061200
これは、「西浦氏のパラメータに2%ほどの誤りがある」との別エントリ の傍証になっています。 「2%ほどの誤りがある」との指摘は、直接の根拠であるプログラムを開示していますので傍証は不要なのですが、プログラムの参照を要さない不自然さがあるのでご説明するものです。 - 「42万死亡推計」に関する確認事項
- 「42万死亡推計」は、2020-03-19 専門家会議の資料と同じ計算
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2024/03/22/152040
これは「42万死亡推計」の性質を理解する上での重要事項なので示しています。 - 「42万死亡推計」の計算方法では、「死亡者数」は「感染者総数」にほぼ比例する
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2024/03/07/213500
これは意外なことではありませんが、重要な事項なのでご説明しています。
- 「42万死亡推計」は、2020-03-19 専門家会議の資料と同じ計算
「42万死亡推計」に関する問題は、現時点(2024-03-25)で他にも準備中です。
(3) (インストール不要で)SIR モデルを計算できるスクリプト
(インストール不要で)SIR モデルを計算できるスクリプトを公開しています。
をこちら
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2022/04/01/201503
で公開しています。
計算やグラフ表示はブラウザ上で行います。
実行するのは簡単です。私が作成したスクリプトのパラメータを変えて実行することもできます。
スクリプトで行っているのは、
- 「42万死亡推計」の再現、
- 西浦氏の「42万死亡推計」の情報開示のパラメータが不適切であることの説明、
- 西浦氏が「42万死亡推計」を説明した Newsweek グラフの再現、
などです。
(4) SIR モデルを計算できるスプレッドシート
SIR モデルを計算できるスプレッドシートを公開しています。
- SIR モデルを計算して、
- 西浦氏のグラフを再現している、
- スプレッドシート
をこちら
https://sarkov28.hatenablog.com/entry/2023/02/27/090000
で公開しています。
「42万死亡推計」も再現しています。
計算やグラフ表示はブラウザ上で行います。
四則演算しか使っていません。
python を使った、より精度がいいと思われる方法と計算結果を比較し、スプレッドシートでの計算結果が割と良い精度で西浦氏の計算を再現していることを確認しています。
修正履歴
- 2022-03-29
公開 - 2023-02-27
「SIR モデルを計算できるスプレッドシート」の件を追加しました。 - 2023-06-17
(2) を作成し、(2-1)~(2-3) を、(2) の下に移動しました。
この下に入る項目が増えそうだからです。
(2-4) を作成しました。 - 2023-07-29
(2-5) を作成しました。 - 2024-03-18
(2-6) を作成しました。 - 2024-03-25
(2-6) に項目を追加しました。